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原油先物は上昇、米在庫減少で燃料需要巡る楽観高まる

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


アジア時間の原油先物は上昇。米原油・ガソリン在庫が大幅に減少し、燃料需要回復を巡る楽観的な見方が高まった。イランの原油輸出再開につながる可能性のある2015年核合意の立て直しを巡る不透明感も支援材料。


0103GMT(日本時間午前10時03分)時点で、北海ブレント先物はは0.09ドル(0.1%)高の1バレル=75.28ドル。前日は0.5%高だった。米WTI原油先物は0.06ドル(0.1%)高の1バレル=73.14ドル。前日は0.3%上昇していた。


両ベンチマークは23日、ともに2018年10月以来の高値を付けた。ただ、OANDAのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏のリポートによると、米在庫統計を受け、エネルギートレーダーが利益確定の売りを出したことから上げ幅を縮小した。


米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間統計によると、原油在庫は18日までの週に760万バレル減少し、4億5910万バレルと20年3月以来の低水準を記録。ロイターがまとめたアナリストの予想(390万バレル減)よりもかなり大幅な落ち込みとなった。


ガソリン在庫は290万バレル減。アナリスト予想は83万3000バレル増だった。

日産証券の菊川弘之氏は、米在庫統計で今年下期の力強い燃料需要見通しが確認され、原油価格を押し上げたと指摘。イラン核合意を巡る協議にまだ溝があるとの見方も材料になっていると話した。

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