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原油先物は続落、IEAの需要減速見通しで

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


アジア時間の原油先物は続落。国際エネルギー機関(IEA)が12日、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で年内は需要の伸びが低調になるとの見方を示した。


0046GMT(日本時間午前9時46分)時点で、北海ブレント先物は0.31ドル(0.4%)安の1バレル=71.00ドル。米WTI原油先物は0.33ドル(0.5%)安の68.76ドル。


JPMコモディティーズ・リサーチは「世界の石油需要回復は今月に失速し、8月は日量9830万バレル到達にとどまるだろう。9月は日量平均9790万バレルと、日量平均ほぼ9800万バレルだった7月並みの水準になる見通し」とした。


IEAは月報で「アジアを中心に主要石油消費国で感染対策の行動制限が実施された影響で石油の消費量が減少すると見られ、2021年後半の需要の伸び予想は大幅に下方修正された」とし「デルタ株拡大の影響で、中国、インドネシアなどの一部アジア地域で使用量が減少し、7月の需要は減少したと推定される」と指摘した。

石油輸出国機構(OPEC)は対照的に、新型コロナを巡る懸念にもかかわらず、今年は世界の石油需要が力強く回復し、来年も一段と増加するとの見通しを維持した。米シェール企業を含むOPEC以外の産油国の22年生産見通しも引き上げた。


キャピタル・エコノミクスのチーフコモディティーエコノミスト、キャロライン・ベイン氏はリポートで「OPECは需要見通しを据え置いたが、われわれは目先の需要見通しが悪化したとみている。OPECは次回の会合で供給計画を下方修正する可能性もある」と指摘した。



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