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原油先物は反落、利食い売りで

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


原油先物価格は28日アジア時間の取引で反落している。5日続伸を受けて利食い売りに押されている。原油高で燃料需要に影響が及ぶとの懸念が出ている。ただ、需給逼迫により市場のセンチメントは引き続き底堅い。


0121GMT(日本時間午前10時21分)時点で、ブレント先物は0.17ドル(0.2%)安の1バレル=79.36ドル。前日には1.8%上昇し、2018年10月以来の高値を付けた。


米WTI先物は0.09ドル(0.1%)安の75.36ドル。前日は2%上昇し、7月以来の高値となった。


アフリカの主要石油輸出国であるナイジェリアとアンゴラは、投資不足とメンテナンス上の問題により、少なくとも来年までは石油輸出国機構(OPEC)生産枠までの生産は難しいとみられる。両国の石油業界関係者が明らかにした。


ゴールドマン・サックスは、年末のブレント価格予想を10ドル引き上げ、1バレル=90ドルとした。新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大後に燃料需要が急回復していることや、ハリケーン「アイダ」による米国の生産停滞で世界的に供給が逼迫していると指摘した。


アナリストによると、液化天然ガスのスポット価格や石炭価格の上昇も原油価格を一段と押し上げる可能性があるという。


コモンウエルス銀行の商品アナリスト、ビベック・ダール氏は、「ガス価格の高騰に伴いガスから石油へのシフトが進み、石油需要は日量50万バレル、世界の石油供給量の0.5%増加する可能性がある」と指摘した。


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