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原油先物は小幅高、7年ぶり高値近辺 供給逼迫や燃料需要回復で

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


アジア時間の原油先物は小幅高。前週付けた約7年ぶり高値近辺で推移している。主要産油国による増産が限定的にとどまり、供給逼迫が続くとみられる中、燃料需要が回復していることが背景。


0150GMT(日本時間午前10時50分)時点で、北海ブレント先物4月限は0.14ドル(0.2%)高の1バレル=89.40ドル。3月限は前日、1.3%高の91.21ドルで満期を迎えた。


米WTI原油先物は0.13ドル(0.2%)高の1バレル=88.28ドル。前日は1.5%高だった。前週末1月28日の取引では、ともに2014年10月以来の高値を記録した。供給不足や東欧・中東の地政学的緊張を背景に、1月の上昇率は約17%と昨年2月以来最大となった。


日産証券調査部アナリストの菊川弘之氏は、新型コロナウイルスのオミクロン株拡大を巡る懸念後退を背景に需要が上向く中、供給逼迫が続くとの見方から、市場は強い地合いを維持していると指摘。


石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の会合や、ロシアと西側諸国の緊張が高まっているウクライナ情勢の展開が注目されるとし、WTI先物は近く、1バレル=90ドルに達する可能性があると予想した。


ロイター社がまとめた調査によると、OPECの1月の原油生産量は前月から増加したものの、OPECプラスで合意した増産幅に再び達しなかった。



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