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英HSBC、石油・ガス会社の排出目標策定 30年までに34%削減

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


英大手銀行HSBCは融資先の石油・ガス会社による温暖化ガスの排出量を2030年までに34%削減することを目指す。最高サステナビリティー責任者(CSO)のセリーヌ・ヘルベイエール氏が明らかにした。HSBCがこうした目標を掲げるのは初めて。ヘルベイエール氏はロイターに「これは今後、融資や投資の意思決定の方法を変えるものだ」と語った。目標は「炭素集約度」ではなく削減の「絶対量」に基づくとしている。炭素集約度はエネルギー単位当たりの排出量を示し、実際の排出量は増加する可能性がある。


ヘルベイエール氏は、エネルギー部門に炭素集約度の目標を設定していては2050年までに排出を実質ゼロにすることはできないと指摘した。米シティグループは先月、30年までにエネルギー部門の絶対排出量を29%削減すると表明したが、世界の大手銀行で絶対量の目標を掲げているところはほとんどない。HSBCの目標は50年までに排出量実質ゼロを目指す国際エネルギー機関(IEA)のシナリオに沿ったもので、達成は困難だが「可能だ」と述べた。


HSBCが融資する石油・ガス部門の排出量の90%は、上流・統合部門の大手約100社が占めており、同行はこれらの企業に22年末までに脱炭素化のための計画をまとめるよう求めた。ヘルベイエール氏は、顧客の計画策定を支援していくが、策定しない顧客は融資を受けられなくなるリスクがある」と述べ「排出量の開示にばらつきがあることが大きな課題だ」と指摘した。



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