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原油先物が反発、ウクライナ情勢巡る供給懸念で

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


4日の原油先物は反発。イラン核合意再建協議がまとまることで原油供給が増えるとの見方が出ているものの、欧米の制裁措置によるロシアの石油輸出途絶への懸念が優勢となっている。0121GMT(日本時間午前10時21分)時点で、北海ブレント先物の5月限は3.26ドル(3%)高の1バレル=113.72ドル。一時は114.23ドルを付けた。3日は2.2%安だった。米WTI先物の4月限は4.15ドル(3.9%)高の111.82ドル。一時は112.84ドルを付けた。3日は2.6%安だった。


ウクライナの原子力発電所がロシア軍の攻撃を受けて燃えているとの報道を受け、原油価格は上昇した。また、原油と石油製品を合わせて世界最大の輸出国であるロシアからの輸出が途絶えるとの懸念も原油相場を押し上げている。制裁のために買い手が購入をためらう中、ロシア産原油の取引活動は既に滞っているようだ。豪コモンウェルス銀行のアナリスト、ビベック・ダール氏は「ロシアの石油輸出が実際に途絶すること、あるいは途絶すると考えられていることによる価格上昇は、イラン産原油の供給が増える可能性に伴う価格下落を補って余りあるようだ」と述べた。

原油価格は週間ベースで2020年半ば以来の大幅高となる見通し。週間の上昇率はWTIが22%超、ブレントが16%となっている。ダール氏は「短期的に原油価格がわれわれの予想以上に上昇するリスクはある。ブレント先物が150ドルで取引される可能性もある」と述べた。



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