―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―

アジア時間の原油先物は約3カ月ぶりの高値近辺で堅調に推移。中国の予想を上回る輸出統計を受けて買いが先行している。ただ、上海市の一部地区がロックダウン(都市封鎖)を再開したため、上値は限定的となった。0404GMT(日本時間午後1時04分)時点で、北海ブレント先物8月限は0.35ドル高の1バレル=123.93ドル。米WTI原油先物7月限は0.24ドル高の122.35ドル。前日はともに2008年の水準に並ぶ3月8日以来の高値で終了していた。
中国税関総署が9日に公表した5月の貿易統計によると、輸出は前年比16.9%増加と、1月以来の高い伸びでアナリスト予想も上回った。新型コロナウイルス規制の緩和による生産再開が背景にある。ただ、上海市の一部区域は9日、ロックダウンを再開。中心部の閔行区では感染リスク管理を名目に住民の外出を2日間禁止する措置が取られた。SPIアセット・マネジメントのスティーブン・イネス氏は5月は中国の複数の都市がロックダウンを実施したため、輸出データの好調は注目に値したが、「当局がゼロコロナ政策から近く脱するきっかけが少ないことから悪循環になお陥りやすい」と指摘した。
一方、米国の旺盛なガソリン需要が引き続き相場を支援。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計では米ガソリン在庫が予想外に減少し、燃料価格高にもかかわらず需要が強いことが示された。INGの商品リサーチ責任者ウォーレン・パターソン氏は「今後数カ月はドライブシーズンが一段と本格化してガソリン需給がさらに逼迫するという一方向の動きに恐らくなるため、相場の大幅な下振れは見込みにくい」と述べた。
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