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石油需要、来年コロナ前の水準に 経済見通し悪化が重し=IEA

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


国際エネルギー機関(IEA)は15日公表した月次リポートで、石油価格の上昇と経済見通しの悪化が需要の伸びを鈍らせると指摘した。ただ2023年には需要が新型コロナウイルスのパンデミック前の水準に到達すると予想した。


IEAは「さまざまな国際機関が最近、暗い見通しを発表しており、経済への懸念は続いている」とし「中央銀行の引き締め政策、ドル高や金利上昇が新興国の購買力に与える影響から、見通しへのリスクはもっぱら下向きだ」と述べた。


ウクライナ侵攻を受けたロシアへの制裁措置などの影響で原油・燃料価格が上昇。一部先進国ではインフレ率が40年ぶりの高水準を記録し、景気後退懸念が高まっている。


今年の石油需要増加は主に経済協力開発機構(OECD)に加盟する先進国が寄与しているが、23年は中国がけん引役になるとみられている。



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