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原油先物は需要懸念で下落、新たな対イラン制裁が下支え

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


アジア時間の原油先物は下落した。各国の中央銀行が今週実施した利上げを受け、需要への懸念が強まった。ただ、新たな対イラン制裁が下値を支えている。直近では、北海ブレント先物が0.47ドル(0.4%)安の1バレル=119.34ドル。米WTI先物は0.57ドル(0.5%)安の117.02ドル。


この水準で17日の清算を迎えると、北海ブレント先物は5週ぶり、WTI先物は8週ぶりの下落となる。CMCマーケッツのアナリスト、ティナ・テン氏は「供給の引き締まりが続いているにもかかわらず、各中銀の利上げが原油相場を圧迫している」と述べた。

ただ、投資家は依然としてタイトな供給に注目している。米財務省は16日、イランの石油化学製品の輸出に関与しているとして、中国やアラブ首長国連邦(UAE)およびイランの企業に制裁を科した。2015年のイラン核合意の復活に向けてイラン政府への圧力を強めることが狙いとみられる。


ANZリサーチのアナリストはノートで「市場はここ数カ月、核合意復活を見込んで西側とイランの交渉を注視してきた。これにより、市場では供給サイドの問題が再びクローズアップされた」と指摘した。



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