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石油市場は綱渡り状態、経済と供給双方にリスク=IEA

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、供給が不足する一方でリセッション(景気後退)の可能性もあり、世界の石油市場は「綱渡り」状態にあるとの見解を示した。石油価格の上昇と経済状況の悪化がすでに需要に打撃を与えていると指摘。「石油市場の見通しがこれほど不確かなことはまれだ」とし「マクロ経済の見通し悪化と景気後退の懸念が市場心理に重くのしかかっている。供給側にも引き続きリスクがある」と分析した。


「今のところ先進国の石油需要の伸びが予想より弱く、ロシアの供給がしっかりしているため」市場の逼迫感が緩和されたと述べた。2022年の需要見通しは日量20万バレル引き下げ170万バレル増とした。23年は途上国が牽引し、日量210万バレル増の日量1億0130万バレルに達すると予想した。


サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)の増産余力は限られるとし、8月は両国の予備生産能力が合計日量220万バレルへ低下するとの見方を示した。ロシアの石油輸出は昨年8月以来の低水準となったが、石油価格の上昇により収入が前月比7億ドル増加したと明らかにした。その上で、ロシアの原油価格上限を効果的に実施するための市場メカニズムに向けた議論が進んでいるとした。



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