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ペトロブラス、原油高で第2四半期は大幅増益 過去最大の配当決定

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


ブラジル国営石油会社ペトロブラスが28日発表した第2・四半期決算は、事業売却や燃料・天然ガス事業の利益率向上が寄与し予想を上回る増益となった。また過去最大規模の配当を決定した。


純利益は543億3000万レアル(105億ドル)で前年同期から26.8%増加。リフィニティブのコンセンサス予想(380億レアル)を大きく上回った。一時項目を調整した利払い・税・償却前利益(EBITDA)は982億6000万レアルで前年比58.6%増。予想(832億レアル)を上回った。


ペトロブラスは、北海ブレント原油の上昇、ガソリンやディーゼルなどを含む燃料事業や天然ガスのマージン改善、中国国営石油会社2社への油田権益売却などが業績に寄与したと説明した。ウクライナ戦争を受けた石油の「脱ロシア」の動きも追い風となった。


取締役会は普通株および優先株1株当たり6.732レアル、総額878億レアルの配当を決定した。巨額の配当は国庫を潤し、10月の大統領選で再選を目指すボルソナロ大統領にとって朗報となる。



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