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ユーロ圏潜在GDP、原油高継続でも影響軽微=ECB

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


欧州中央銀行(ECB)は1日、原油高が長期的に続いてもユーロ圏の潜在GDP(域内総生産)は今後4年間で1%弱しか減らないとの調査結果を明らかにした。


ECBの予測モデルによると、原油価格が1%上昇した場合、ユーロ圏の潜在GDPは中期的に約0.02%減少する。


今後4年間で原油価格が2017─20年比で40%上昇すると想定しても、潜在GDPは4年間で0.8%しか減らないことになる。


ECBは「ショックは限定的だ」とし、潜在GDPが今後4年間で約5.2%増えるとの欧州委員会の推計も参考にする必要があると指摘。


ECBのインフレ対策で予想を安定させれば、潜在GDPへの打撃をさらに和らげることができるほか、グリーンエネルギーへの移行で打撃をさらに減らせる可能性があるとの見方を示した。



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