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ロシア依存脱却に前進、独RWE、アブダビ国営石油とLNG供給契約

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


ドイツ電力最大手のRWEは25日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)から12月末までに液化天然ガス(LNG)の供給を受ける契約に調印したと発表した。


年内に届くのは13万7000立方メートルで、ハンブルク近くにある浮上式LNG輸入ターミナル経由で初めてドイツ国内に供給される予定。ADNOCは来年のドイツ向けLNGカーゴも確保した。


ドイツのショルツ首相は現在、ペルシャ湾岸諸国を訪問し、ロシアに代わるエネルギー調達先としてこれらの国との結び付きを深めようとしている。今回RWEがADNOCと交わした契約は、当初の供給規模こそ小さいものの、天然ガスのロシア依存脱却の取り組みの一環という意味で政治的意義は大きい。


ショルツ氏は、世界の天然ガス市場全体でロシアに頼らず高水準の需要が賄えるよう万全を期していく必要があると訴えた。



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