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米原油備蓄の追加放出、価格抑止効果は限定的=ゴールドマン

―本記事は情報拡散を目的に作成しています。ご紹介している文書は、各情報サイトおよび各企業様のホームページ等から引用させていただいています―


米金融大手・ゴールドマンサックスは20日付のリポートで、米バイデン政権が計画している石油価格抑止のための戦略原油備蓄(SPR)の追加放出は、原油価格抑止への効果が限定的だとの見方を示した。


バイデン大統領は19日、年内にSPRから1500万バレルの追加放出を行うと発表。ただ、公式統計によると、先週のSPRは1984年半ばの水準まで落ち込み、商業原油在庫も減少し、価格は抑えられていない。


議会の承認案では2023会計年度(22年10月─23年9月)は1600万バレルの放出が可能で、政府は最も有効な手段として追加放出を検討している。


ただ、ゴールドマンは、それは価格次第で、その程度の放出では価格への影響は1バレル当たり5ドル以下という小さな押し下げ効果しか得られない公算が大きいと分析した。


ゴールドマンは、来月の中間選挙という政治的障害が解消されれば、原油価格は1バレル=125ドル、ガソリン小売価格は5ドルの水準に大幅に上昇する可能性が高いと予想。SPR放出の根拠として、ガソリン小売価格が現在の水準より上昇する必要があると指摘した。



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